冬のこの時期に気をつけたいのは「風邪(かぜ)」
風邪を引いたかも、と感じたらすぐに処置をして早めに治したいもの。
そこで今回は風邪を予防し、さらに治りを早くする簡単ストレッチをご紹介致します。
◆ストレッチ1:風邪は”叩いて”予防
実は、風邪予防には伸筋を叩くと良いのです。筋肉には屈筋と伸筋があり、屈筋は曲げる時に使う筋肉、伸筋は伸ばす時に使う筋肉です。
腕であれば、手のひら側が屈筋、手の甲側が伸筋です。伸筋をパチパチ叩くと体全体がぽかぽかしてきます。
併せて太ももから膝までも叩くとなお効果的。太ももの伸筋は前側の筋肉です。
◆ストレッチ2:お尻をほぐせば早く治る
膝を立てて寝て、親指を「環跳」というツボに当てます。そして立てた膝を左にゆっくりと倒していきます。足を元の位置に立てて、今度は右に倒します。
このようにして、おしりの筋肉が温まるまで10往復くらい行います。
お尻の筋肉が温まると胸郭が開き、肺の血液循環が良くなって風邪が早く治るんです。
◆ストレッチ3:ノドの痛みはツボを押せば治る
ノドが痛い時は“列欠”というツボをよくもんでください。列欠の位置は、手関節の親指側からその人の指3本分の所です。
両腕の列欠を比べてみて硬い方を柔らかくなるまでもみましょう。
風邪かな?と感じたら、薬を飲む前にこれらの方法を試してみてください。
2009年1月